シッタカブリオーネ

虚言・妄言・支離滅裂

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腐りやすい・三段落ち

テンポの良さ、発想のしやすさなどから多くの人に親しまれている三段落ちには三つの種類があって、①腐りにくい三段落ち②腐りやすい三段落ち③その他、に分類することが可能である。
言わずもがな大半の三段落ちはその他に含まれているのだが(そしてそのほとんどが、別に腐ることはない三段落ちである)、今回はあえて腐りやすい三段落ちに注目してみたい。
そもそも腐りやすい三段落ちとはいったいどのようなものであるのか。
腐りやすいと言っても、もちろん三段落ちは食べ物ではないし、まして動物の死骸ではない。
なので比喩的な用法としての、気落ちしやすいといった意味として解釈してみる。
すると腐りやすい三段落ちは言い換えるならば、気落ちしやすい三段落ちということになる。
気落ちしやすい三段落ち……?
ま、まあ、もとより無理は覚悟の上だ。
後悔後先考えず、だ(意味は特にない)。


気落ちする、とはがっかりして気力が萎えることである。
考えてみるに、気落ちする三段落ちというのは多少ありそうだ。
具体的に言えば、上手いこと受けを狙おうとして三段落ちで何か言ってみた結果、サイコホラーサスペンスな映画の如き戦慄の空間が生じてしまったりした場合、言った者にも聞いた者にも気落ちする三段落ちであると言えよう。
しかしこれでは三段落ちで腐る、頑張っても腐らせる三段落ちであり、無理をすれば腐敗臭漂う三段落ちと言えなくもないが、言ったところで仕方がない。
問題はあくまでも、腐りやすい三段落ちなのだ。


腐りやすい、あるいは気落ちしやすい。
もし仮に、三段落ち太郎なる人物が存在すれば、表現として使用できなくもないが、今回は別に三段落ち家を巡るお話ではないので、太郎君には申し訳ないが、キミは別にいてもいなくてもどうだっていい。
そうではなく、傾向として、どうもそういった類の三段落ちを聞くと多くの人は気落ちしてしまう、というようなジャンルがあれば良いのだ。
今まで三段落ちのジャンルなど聞いたことがないが、だからと言ってそれがないとは限らない。
希望を捨てず諦めないことこそが、人間の文明を発展させてきたのである(潔い諦めと同じくらい大事だろう)。


さて、気落ちさせやすい、がっかりさせやすいものとはどういったものだろうか。
がっかりするとは、期待しなければ生じ得ない感情である。
そしてその期待に結果が反していたとき、人はがっかりするものだ。
そこから、がっかりさせやすい三段落ちは、常に期待に反しているべきであると理解されよう。
では、がっかりさせやすい、腐りやすい三段落ちとは端的に面白くない三段落ちのことであろうか。
しかし、面白い面白くないというのはあまりにも主観的であるし、誰でもが分類できるジャンルという形にはなり得ないだろう。
だが三段落ちを聞く者が期待していると想定されるものは他にあるだろうか。
それが、実はあるのだ。


それはすなわち、三段落ちという形式そのものである。
三段落ちを聞く者は、二度のフリを聞いた後、必ずオチがくると期待していると言える。
ならば、これをこそ裏切ってしまえばよいではないか。

最早結論は出た。
腐りやすい三段落ちとは、三段目でオチがこない三段落ちのことだったのである。
三段目でオチなければ、それは三段落ちとは言えないのではないか、という意見があるかもしれないが、落とさないこともオチが期待されている状況においては一種のオチなのである。
ただ、ここで問題なのは、これが三段落ちであるためには、予め聞く者が三段落ちがくると予測していなければならないことである。
なので日常において腐りやすい三段落ちを試みる場合、最も簡単なのが、発言者が一番最初に「三段落ち行きまーす」と宣言することだ。
しかし現実的に考えると大半の場合、その時点で何というか、腐ることは確定しているだろう。
もしかしたら死んでいるのかもしれない、羞恥心とか理性全般が。
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  1. 2007/08/17(金) 02:17:03|
  2. 嘘八百並べ立て祭り
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