シッタカブリオーネ

虚言・妄言・支離滅裂

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“ギルガメッシュ日誌”

狂王トレボーがアミュレット奪還の召集を出して、早幾年。
私の職場であるギルガメッシュの酒場には、時代遅れの野心を抱いた新たな冒険者たちが訪れ、そして去っていく。
呪われているのかもしれない、と店主はときどき口にするが、そんな無謀な彼らによって生活を成り立たせる我々も、悪魔の業の一端を担っているに違いない。

酒場のドアが開いた。
何一つ冒険者らしいものを身に付けていないその風貌から察するに、また、新たな犠牲者がここにやってきたようだ。

しかし……、なんだアレは。
あまりに酷い、弱々しそうな連中だ。
具体的に言えば、ボーナスポイントが5~10しか得られなかったとしか思えない、虚弱そうな風貌…。
おおっと、メタフィクション。


しばらくすると、彼らの仲間と覚しき連中が、早くもボロボロになった鎧を纏い、やってきた。
戦後報告らしい。
私は彼らの会話に耳を傾けた。
「無理ッ、リルガミン無理!」
「梯子の前から一歩も動けなかったね、怖くて」
「もぅ田舎に帰るべよ、迷宮なんて僕らには向いてねえんだから」

「つか…、あの…、アタシ死にそうなんだけど……。HPで言えば2くらい」
「骸骨がねぇ、強かったよね」
「いや…、いいから…、回復させこのボケ」
「もう魔法は尽きてるから」
「馬小屋さ行け!馬小屋さッ」
「なに?受胎告知ごっこ?」
「永眠させたろか?」



この近年稀に見るヘタレ集団を目の当たりにし、私は確信して、ため息をついた。

ああ…、駄目だわ、コイツら。
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  1. 2007/07/29(日) 03:38:00|
  2. リルガミン
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