シッタカブリオーネ

虚言・妄言・支離滅裂

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落下

こんなものか。
そうか、こんなものか。

風圧に眼鏡が吹き飛ぶ。鬱陶しい髪。涙が溢れる。ただの生理現象。そう、そんなもの。

手を振っている。遠い山のもう少し向こう。遥か向こうの夕暮れのあの子。もうずっと昔。
時間は距離に置き換えられない。

口を塞いで左手を思い出す。感触。寂しい感触。
どこかで悲鳴が聞こえるけれど、心臓も、電飾も、ずっと静かだ。
誰だろう、でも、もういいよ。誰も慰めないから、誰も責めないし、誰もいないよ。
だから、もういいよ。ほら、お戻り。暗闇。シャットダウン。

もう少し、もう少しで思い出す。ここは地球で、僕は人間で、身体は物体、重力の偉大さ、不自由さ。
もう不可逆。もう不透明。もう不可蝕。

風圧に感情は吹き飛んで、鬱陶しい神もいない。コツンと軽い音がして、おしまい。
そんなものなんだ。
そして思い出す。魂って固体だったんだって。
この中に入っていたんだって。
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テーマ:落書き - ジャンル:その他

  1. 2008/04/17(木) 02:52:07|
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